レーザーダイオード製品 ------>>10W光ファイバカプリング出力(レーザーダイオードシステム)(PDF)
10W光ファイバカプリング出力
レーザーダイオードシステム
接続説明
10W光ファイバカプリング出力レーザーダイオードシステムは二つのユニットよりなっている:光モジュールと温度コントロールユニット(ユーザーの都合でレーザドライバ電源はユーザー自分で用意必要です)。
光モジュール:
980nm光モジュール写真 808nm 光モジュール写真
980nm光モジュールの波長980nm近辺は目に見えない;808nm光モジュールの波長808nm近辺は微弱な赤色がある。この為,980nm光モジュールにFCフランジを用意し,ユーザーが必要に応じて赤色又は緑色のガイド光を追加できる。
光モジュールリード線説明:
番号 |
1 |
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3 |
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6 |
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説明 |
TEC+ |
TEC- |
AD590+ |
AD590- |
10K |
10K |
Fan+ |
Fan- |
備考 |
+24v |
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+5v |
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未使用 |
未使用 |
12v |
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レーザーダイオードは静電気に非常に弱いので、使用しない時必ず“+”と“-”端子をショットさせる必要です。
温度コントロールユニット:
TEC+ /TEC-:冷却フィン端子 温度コントロールユニット:
AD590+ /AD590-:温度センサーAD590端子
10K:温度センサー10Kサーミスター端子
Fan+/Fan-:冷却ファンリード線(12v直流ファン)
緑色温度コントロールユニットコネクタ説明:
番号 |
1 |
3 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
説明 |
TEC+ |
TEC- |
AD590+ |
AD590- |
GND |
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Fan+ |
Fan- |
2.2 各ユニット接続説明:
光ファイバカプリング出力レーザーダイオードシステムの光モジュール、温度コントロール二つのユニットの接続は下の図示の如く、図の指示の通りに接続を下さい。
各ユニット接続説明
3 作業手順
ユーザーは下記の手順に従ってパワー出力の作業をしなければならない
(1)光ファイバ出力側を固定、パワーメーター或いは狙う物体に照射し、光ファイバ出力側のキャップを外す。
作業の際、光ファイバ出力端面の移動によって光ファイバカプリング出力モジュールの端子の損害を防ぐ為に、光ファイバ出力側を固定しなければならない。
光ファイバ出力側のキャップを外さなければならない。
光ファイバを曲がらない様に伸ばさなければならない、光ファイバを曲げるとパワーが落ちるし、曲げ過ぎると光ファイバが折れる可能性もある。
(2)電源コードを制御盤に接続してから電源スイッチの緑ランプが点灯すれば電気が接続したと示している、このスイッチを1の位置に入れ、ダイオードシステムに電源を接続し、以下のモニター画面にダイオードシステムの初期化の表示が始まり、T0は作業時の室温です、 Tsはユーザーが設定したレーザーのヒート シンク温度です、Tcは実際のヒート シンク温度です。
上の三つの温度は初期化中、モニターの表示が変わらなく、ダイオードシステム内部で温度コントロールを行う。温度が設定値の±3度に達した時、初期化が完了、画面に以下の内容が表示される。
この表示は光ファイバ端子の焼けを防ぐ為ユーザーに光ファイバ先端の保護キャップを取りなさいの注意表示で、この表示は約30秒を持続する。このステップを省略してはならない、ユーザーはこの表示画面を待たなければならない
その際必ず光ファイバのキャップを取り除いて、光ファイバが曲がらず、光ファイバの端子を作業面に照準する様に。
(3)ATTENTION:Removed fibercap! の表示画面の後にメイン作業画面に入り、メイン作業画面の表示:
T0:環境温度
Ts:設定したヒート シンク温度
Tc:実際のヒート シンク温度
Laser On/ Laser Off はレーザーの作動状態の表示です。
(4)この段階にはユーザーが用意した電源でレーザーに通電し、レーザー光を出力させる。
(5)使用後、電源スイッチをオフし、電源コードを外す。
(6)温度警報:ダイオードシステムの故障によってダイオードシステムのコントロール温度と設定温度の差が5度を超えた時、ダイオードシステムが温度の設定範囲を超えた警報を発する。画面表示以下の通り:
この表示が出た場合、即座にレーザー電源をオフし、レーザー出力を停止すべき。
温度が正常の範囲に戻れば、自動的にメイン作業画面に戻る。
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